『ノスタルジア』の落書き帳

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『ノスタルジアOp.3』は12月2日(月)から!

 公式Twitterで「もうすぐ」と言われていたOp.3ですが、11月26日のBEMANI生放送にて12月2日(月)稼働開始と発表されました。めでたい!タイトル画面もガラリと変わって、開かれた幕の向こうに広がるメルヘンチックな3つの国が描かれていました。

 更には対応するストーリー曲もイラストと共に紹介されました。それぞれの代表的な要素は「城とフクロウ」「花と白鳥」「森とツバメ」となっており、冠をつけた人物のシルエットも描かれていました。そして各人の胸元にちゃっかり鎮座する猫。

 果たしてどんな国々なのか、何を抱き何を起こすのか、そして取り巻く世界の在り方とは…今度もまた長い月日をかけた、素敵な旅が始まりそうです。

 

 さて、放送では「3という数字にこだわりを持たせた作品」という言及があったのですが、アーカイブを確認したら「3ということで3つの国を…」としか言っていませんでした。申し訳ないです)3つの国と聞いて私が真っ先に思い出したのはOp.2に収録されていた曲の「3人の王女と進め」と「枕元で聞いた不思議な国のお話」でした。ストーリー上の繋がりはもちろん無いのでしょうが、Op.3の制作にあたって一つのインスピレーションを与えたかも知れない、とか考えるとまた楽しいものです。また、3という数字は色々意味深く利用されている存在で、三者三様とか、三すくみとか、三位一体とか、3つになって初めて見えてくるものっていっぱいあるようです。Op.3ではどのように響いてくるのでしょうか。

 

 一方のシステム面ではリサイタルが演奏方法の選択肢としてオプション的な扱いとなり、いつでもベーシック演奏と切り替えられるようになったとのこと。ということは、お金を払ってステージを選んで…という流れは無くなったということでしょうか。生放送の実機プレー画面には、所持金の表示枠らしきものがありましたが…?

 他にも選曲の際により細かい絞り込みができるようになったり、全国でよくプレーされている曲を呼び出せたりと便利機能が増えているようですが、中でも影響が大きそうなのが「譜面の難易度別解禁」かと思われます。これまで譜面の解禁は「Normal&Hardの解禁→HardでAランク以上取ればExpert解禁→ExpertでAランク以上取ればReal解禁」という順番を踏むようになっていましたが、Op.3では解禁する譜面を自由に選べるようになった感じに見えます。でもそれぞれに解禁条件を設定しないと意味が無いでしょうから…そのための所持金になるのでしょうか?

 

 あとは新規収録曲がたくさん紹介されていました。クラシック曲に至ってはなんと9曲!メヌエットの別バージョンがまたあって思わず吹き出しましたが、私としては「亡き王女の為のパヴァーヌ」が入っていたのが一番の感動ポイントでした。生前の交わりを回想しながら死別を悲しむ側面と、謝辞と賛辞を込めて送り出す側面が垣間見える曲で、まさにノスタルジアにぴったりだと思います。ストーリー曲イラストにも王女様らしき描写があったし、関連付けて収録したのかも知れません。

 オリジナル曲はクロスフェード形式で流れていましたが、ポップにジャズにエレクトロにと、バリエーションの豊かさと鍵盤との相性の良さを思わせる楽しみなラインナップでした。

 BEMANI曲で個人的な注目曲は、Osamu Kubotaの「Presto」です。IIDXの3rd styleに初収録されたという、伝説と言われた「Carezza」よりも以前に提供された曲ですね。IIDXの7鍵盤でさえ当初は「これがピアノの本領か…!」と戦慄を覚えたものですが、4オクターブ分の広さを持つノスタルジアではどのように立ちはだかるのか、こちらも楽しみです。

 

 ノスタルジアOp.3は12月2日(月)から!